自己否定は時間のムダ
「諦めろ」だなんて、どうして分かるのよ!なれるかもしれないじゃない!
勝手に決めつけるなよ!
いえいえ、
これはですね、実はポジティブな意見なんです。
「英語ネイティブのようになりたい」⇒「現状の私はまだまだネイティブには程遠い」⇒「もっと頑張らないと」⇒「まだダメだ」⇒「もっと、もっと頑張らないと」
という負のスパイラルにどうやら私たち日本人って陥りがちなようでして、
なので、
「ネイティブのように話せなきゃダメだ」
「ネイティブのように発音できない自分の英語はダメだ」
と思い悩むことないですよ~
と言いたいわけです
そうやって「ダメだ...」と思い悩むのは、本当の本当に、大いなる時間のムダです。
これは、7年間英語をやってきた私が、一番、皆さんにお伝えしたいことです!
英語は『世界の共通語』なんだということを覚えておこう
コチラ、ご覧ください
田端信太郎さん
この動画当時はLINEで役員やられてまして、今は「月に行く」で有名になった前澤社長のZOZOのコミュニケーションデザイン室長です(コミュニケーションデザイン室長って今っぽくてかっこいい役職だなぁ)
どう思いましたか?
ご本人は『最低限のレベルはクリアできている』として58点をつけておられます
(有料部分は読んでません。すみません)
田端さんは、1975年生まれのようなので、動画当時の年齢は、40歳。
慶応大学ご出身で、時代の先端をいく企業で役員を歴任されたということは、頭が切れ、柔軟で、弁が立つ、そんな人なのは間違いありません。
話す中身の方が大事 だってことを思い出そう
先日、映画『パッドマン』を観てきました。
とても良い映画でした。オススメです。
主人公は、インドの小さな村出身の男性、
奥さんのために、女性用品を格安で作る方法を確立し、それによってインドの文化や伝統までも変えた起業家です。
カースト制度すら残っているインドで、革命的な事を成し遂げた彼、
TEDでトークもしています。
TEDは、毎年大規模な世界的講演会「TED Conference」(テド・カンファレンス)を開催(主催)している非営利団体である。
カンファレンスは、1984年に極々身内のサロン的集まりとして始まったが、2006年から講演会の内容をインターネット上で無料で動画配信するようになり、それを契機にその名が広く知られるようになった(Wikipedia)
どうでしょう?
映画を観るかぎり、彼は手先はとても器用ですが、立派な学歴は特にありません。
そして英語は母語ではありません。
でも、とても堂々としていませんか?
完ぺき主義の日本人
日本人は、自分の英語、特に自分の発音をダメだと思い悩む傾向があるみたいです。
「ネイティブのような発音じゃなければいかんのだ!」という思いこみが、私達の中にあるみたいなんですねー。
しかし、
20歳からやったところでネイティブのような発音を身につけるのは、本当に至難の技なのに、我々はもう、中年
起きてる時間の全てを発音練習に捧げる覚悟でもないかぎり、ネイティブのようには、なれません(それでもなれるかどうか疑問ですが...)
でも、思い出してください、
英語は世界の共通語、今や英語を話す人口のうち「非ネイティブ」の数の方が多いのです。
母語のアクセントのある英語を話すことは、恥ずかしいことではないのだ!
(バカボンのパパの声で読んでください)
私はこれを知ってから、変なコンプレックスを手放してたつもりだったんです。
「もう日本語アクセントの英語でも恥ずかしくないや~ハハハ~」って思ってました。
でも、田端さんの動画を見て、あーまだ「ネイテイブ発音信仰」が残ってたなー、と気づきました。
7年やってイイ感じに「諦めてる」私でも、まだネイティブ信仰が残っているくらいなので、たぶん、学習を始めたばかりの方は、「発音」に関して思い悩むことがあるかと思います。
でも、アメリカに移住した人でも手に入らないという「ネイティブの発音」を目指す、というのは我々世代がすることではありません。*1
「ダメだ」「全然できてない」「恥ずかしい」モジモジ、、、時間のムダでーす!
母語のアクセントのある英語を話すことは、恥ずかしいことではないのだ!
(再び、バカボンのパパの声で読んでください)
我々中高年はとにかく「通じる英語」を目指しましょう。
それが現実的です。
日本人アクセントとイタリア人アクセントは似てる
以前、オーストラリアの女性に「日本人の英語は、イタリア人の英語に似てる」と言われたことがあります。
言われてみれば、母音を使って話しますしね、似てるのかもしれません。
日本人だけがアクセントのある英語を話してるワケじゃない
今日の結論 >>> 発音にこだわり過ぎない
日本語だってモゴモゴ話されたら「は?」となるのだから英語も同じ。
恥ずかしがって変な話し方をするよりも、自分はイタリア人だと思って遠慮せずに話すようにしましょうよ
中高年にのみ許されている特権『開きなおり』
これを英語にもガンガン使っていきましょう
私も、そうします(^^)
では
Have a beautiful day!
*1: *バイリンガールのチカさんの動画で見ました。小学生の時にアメリカに移住した人でも母語のアクセントが残るらしいです。後で元動画を探しておきます