45歳以上で英語を勉強し始めた人にオススメしない学習法~三つのやってはいけない事

今日は、45歳より7年間、ユル~く英語を勉強してきた私が過去を振り返り、効率的だと思う学習法をお伝えしたいと思います。

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 ↑で「45歳以上」と書いてますが、これは中高年であること、です。

端的に言うと、学生時代に覚えたはずの英語の記憶はナシに等しく、新しい事を覚える力も危なくなってきていて、でも絶対受からなくてはならない試験があるというわけではない気楽な学習者、という事です

 

まずは、其の一として『やっちゃダメ』編です。

オススメできない学習法

書店に行くと、たくさんの英語関連本が並んでいて、どれも自分に必要な気がしてきますよね。

でも、ちょっと待って!

世の中に出回っている英語教材は、たいていが大学受験用、もしくは英語をやりなおしたい20~30代に向けてのもの。あとは海外と取引のあるビジネスマンに向けたもの、のように私は感じます。

記憶力がアヤシくなってきてる50代以後の人がすぐに飛びついてもあまり効果は無いかもしれません。

これから英語を始めようと考えている40代、50代、そして60代の方、

若くてもTOEICを目指してなくて、会話力をつけたいと思ってる方も、よければ参考にしてください。

 

① × 市販の単語帳を使う

市販の単語帳を記憶するのはオススメしません。

私も評判のDUOのセレクトの方を買いましたが、悲しいかな何回やっても覚えられません。

自分にまったく関係ない単語だからです。

語彙力はあった方がいいに決まってますが、まず手始めに必要なのは、自分の身の回りの単語、自分が生活していて話題にする単語です。

 それは自分にしか分かりません。

『単語帳は自分で作っていく』

その方が記憶にも残りやすく、結局は近道です。

 

私は、スマホや小さなリングメモに、日常で自分が思った「これ英語で何て言うんだろう?」や「覚えたい単語」「覚えたいフレーズ」を記録しています。

 

私が使っているアプリはコチラ

play.google.com

 

英単語アプリ



メモは小さい方がいいです。お好みによりますがA6かA7くらい。こんな感じの

 

とはいえ、DUOは本当によく出来ています。

車の中や電車の中、移動中に何か聞くものが欲しい、単語帳が何も無いと不安という人には、オススメします。

DUOは、本家DUOと、簡易版のセレクトがあります。

本家DUOの方が圧倒的に人気は高いですが、量も多いです。

お間違いのないように。

DUOセレクト―厳選英単語・熟語1600

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 CDにも単語一覧の載ったミニブックがついていますが、丁寧な解説の載った単語帳も買った方が便利です

DUOセレクト CD

DUOセレクト CD

 

 DUOは、一冊を通して物語のようになっているので覚えやすい工夫がされています(なのに覚えられないという...)

DUO 3.0

DUO 3.0

 

 

② ×フレーズ集から始める 

フレーズ集は絶対必要です!

が、

「フレーズ集から英語学習をスタートする」のはオススメしません。

残念ながら中高年になると、頭が固くなってきます。

記憶力も衰えるんですが、柔軟性も衰えるんですねー。

変に頑固になってきてるので、自分の頭で理解できない事は「拒否」しちゃうんですね。

「あー、そういうもんなんだー」

と、言われた事をそのまんま覚える、という事ができなくなってきます。

じゃぁ、どうするのか?

 

我々世代は、まず文法書から始める

 

コレです。

英文の成り立ちを理解する事から始めましょう。

 

 

英語は日本語と違い、文の構成がガッチリと決まっています。

「私は、リンゴが嫌いです」

「リンゴってさぁ、嫌いなのよね、私」

日本語は語順がどうとでもなる言語ですが、英語は違います。

しかもその語順の法則の種類は多くありません。

 

英語の語順の法則を理解さえ出来たら、腑に落ちたら、英語はグンと楽になります(たぶん)

 

 

私が英語を始めた7年前は、文法書といえばForestでした。なので私もForestで勉強しましたが、今から始めるなら『一億人の英文法』にします。

 

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

 

文法書を 一通り読んだ後に、フレーズ集を買いましょう

 

③ ×25歳未満の英語話者と言語パートナーになる

語学学習を続けていくうえで、言語パートナーはいたほうが絶対に良いです。

(言語パートナーとは、日本語を学習している英語話者の友人のこと。お互いに助け合いながら語学学習を続けていく相棒。英語ではlanguage exchange or language partner)

 

いる、いない、で全然、全く、トンデモナク、違います。

が、

その相手が25歳未満なら、考えた方がいいかもしれません。

23歳くらいの日本人を考えてみてください。

使う単語、言い回し、どうしても「若く」て「今風」になってしまいます。

そういう言葉を覚えるのも楽しいですが、実際に自分が使うことを考えると、もっと「つまらないかもしれないけど、普通」の表現を学んだ方が良いです。

 

 どうやら面白がって英語の汚いスラングを使う日本人は多いらしいんですね。

でも、そういった言葉は、日本人が思っている以上に下品で失礼のようです。

 

イギリス人のSamの言葉

"The funny thing is, Japanese people are REALLY rude in English."

 

とはいえ、実際のところ、中高年世代の英語話者で日本語を勉強してる人というのは、めったにいません。

なので、もし、誰か仲良くなれそうな人がいたら、その人がいくつであろうと、それは友人になった方がいいですよね。

 

 

私自身、20歳のアメリカの男性が仲良くしてくれて、ひと頃、しょっちゅう話してたことがあります。

 

と、いうことで、最後の項目以外は私自身が実際に感じた、

『最初にする事としてオススメしない学習法』でした

 

では

 Have a beautiful day!